NY serendipity

職なし・子なしのアメリカ・ニューヨークの駐妻が何かを見つけるまでのお話

犬が島のあらすじと感想と見どころを日本より一足先に語ってみる

アメリカのアニメーション映画なのに、日本が舞台で、夏木マリやRADWIMPSの野田洋次郎も声優をするということで話題の犬が島!!日本公開より少し早めにニューヨークで見てきたので、あらすじや感想をまとめてみた。

日本では5月25日公開!

 

ちなみに、原題はisle of dogs。読み方はアイルオブドッグス。

www.isleofdogsmovie.com

 

 

あらすじ

舞台は数十年後の日本のメガ崎市。犬インフルエンザが蔓延したことによって、犬をゴミ島に島流しすることを決定した市長。最初に島流しされた犬”スポット”の飼い主である少年”アタル”は、スポットを探し出すために、小さな飛行機でゴミ島に到着する。

犬インフルエンザを完治させようとする側近たち、全ての犬をゴミ島に隔離しようとする市長と戦う学生、アタルのスポット探しに付き合う犬達のドラマ。

果たして、アタルはスポットに出会えるのか。インフルエンザで咳ばかりしている犬達の運命は・・・?

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見どころ&感想

初めてトレイラーを見た瞬間は、ひょっこりひょうたん島的なストップモーションアニメーションなので、ちょっと不気味感があった。が、しかし。みんなとても可愛い。

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喋りのテンポも良く、所々で挟まる咳や、太鼓のリズムを作っていて、あっという間に引き込まれる。ということで、ネタバレ無しで見どころをご紹介。

カップルでも初デートでもオススメ。安心感アリ。映画後の感想に困ることもない・・・と思う。笑

 

英語と日本語の合わせ技は、日本人が見るのが一番面白い 

この映画は、「英語で話す人は英語で、日本語で話す人は日本語で、犬語は英語に訳されます。日本語は、自動通訳機・交換留学生・通訳アナウンサーなどさまざまな方法で英語に翻訳されます。」と初めに説明がある。

これが面白い。日本語を自然に英訳させる技が光りまくっている。

更に、全部が英語に訳されるわけではなく、英語しか話せない人たちは「何言ってるかわかんないね」的な笑いの場面もある。ただ、日本人は、日本語で言っている内容もわかるので、美味しさ2倍。

更に更に、様々な日本語の掲示まで意味が分かるので、隅々まで施されたこだわりを堪能することができる。

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ウェスアンダーソン監督が描く日本らしさって?

日本にいると、日本らしさって何なのかわからなくなる時がある。外国人が描く日本らしさってなんだろう??日本を好きだと言ってくれるありがたい監督が描写する日本には、「すもう!!」とか、「すし!!!」とかベタな演出もあるが、その他に気になった日本らしさが3つ。

 

1つ目は、黒澤監督や宮崎監督をリスペクトしているとのことで、二人の監督が日本のイメージにものすごく影響を与えているということ。

例えば、市長さん。いかにも黒澤監督映画に出てくる悪役。

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例えば、ゴミ島での移動する少年と犬たちの風景の美しさは宮崎監督。海外の人が思う日本らしさは、この二人の映画が作り出されている。

 

2つ目は、細かい所にこだわって面白さを出そうとする感。例えるなら、電車の広告の多さ。例えるなら、なんばの看板の多さ。テレビのCMのテロップの多さ。

壁に面白い言葉「どうやって僕たちを殺すつもり?」を書いてみたり、捨てられている段ボールにも文字を書いてみたり、黒板にギッシリ書いてある言葉もきちんとしていたり・・・。細々と文字を敷き詰める美。

 

3つ目は、社会主義的な風潮。市長さんの雰囲気は、いかにもヒトラー的な雰囲気。何か遭っても、自分達が反旗をひるがえしてなんとかしようとする人が少ない雰囲気。みんな同じがいい日本の雰囲気を”数十年後の日本の仮想都市”として誇張してる感じも見て取れる。

 

日本人声優の出番の長さは?

正式に発表されているのは、以下の通り。

村上虹郎:編集者のひろし

渡辺謙:手術する医者

オノヨーコ:アシスタントの科学者

夏木マリ:おばあさん

野田洋次郎:ニュースキャスター

 

あくまでも英語の映画なので、残念ながら、ほとんどの日本語は初めの3秒くらいだけしか聞こえず、残りは何らかの英語が被さってしまう。

RADWIMPSが大抜擢~!!と思ったけど、ほんの一瞬しか声は聞こえなかった。涙

 

日本語がフルではっきり聞こえていたのは、夏木マリと渡辺謙。

出番は少ししかないのに、しっかりインパクトがあって、さすがだった。

あとは、オノヨーコ。アメリカで日本人と言えばやっぱりオノヨーコなのかと思った。アシスタントの髪飾りに要注目。こういうとこのこだわりが、本当に日本的。

 

映像美、音楽美、リズム美。笑いあり、面白い展開あり。

日本語字幕で見るのが一番面白い映画だと思う。

アメリカでは見れる映画館が限られているけれど、大ヒットしてくれたらいいなぁ。さらには、日本でも大ヒットしてくれたらいいなぁと心から思う。

 

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www.newyorkserendipity.site

 

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